46番街

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202508欧州旅行その① 出国~イタリア入国

去る8月下旬から9月上旬にかけて、人生初のヨーロッパへと旅に出た。私は今まで海外に関心を示してこなかったが、なぜ急に遠い異国の地に旅立ったかというと、新婚旅行である。どうせならなかなか行けないところへ、という思惑である。

 

旅のスタートは関西空港から。関空LCCでしか利用したことがなく、第1ターミナルの利用は初。

 

今回利用したのはフィンエアー。直行便ではなくフィンランドヘルシンキでの乗継便だ。長距離のフライトは初めてかつ妻がいるため、あまりしんどいのは避けようと思い、安定したルートを選んだ。往路の関西→ヘルシンキはプレミアムエコノミーを利用。

中東経由も考えたのだが、飛行機を予約した頃は周辺国の情勢が悪化していった時期だったの回避。

諸々の手続きを終え、深夜に関空を発つ。機内食の事情がわかっておらず、道中のはるかで弁当を食べ、空港で酒を飲んでいたのだが離陸後に機内食が出るとわかり後悔。なお問題なく平らげ、酒も余裕で腹に収めた。夕食はチキンを選択。

 

プレミアムエコノミーはネックピローがアメニティとして備えられ、バックシェルシートで快適であった。思っていたよりずっと眠れたので満足度が高い。

 

飛行機は北に進路を取り、北極海を回って飛行した。現状ではロシアを避けて飛行することになるので、カムチャツカ半島の東からベーリング海峡を抜け、北極海を西に進む。寝ている間だったので気付かなかったが、どうやらこのルートではグリーンランドも掠めているようだ。

 

途中、機内では北極点通過証明書が配布された。

 

こちらは朝食。スクランブルエッグが美味しい。

 

13時間のフライトを終え、ヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。早速乗り継ぎへ向かう。途中の手荷物検査で引っかかったが、中身を見せたら何事もなく通された。X線検査の精度が良すぎて云々といった説もあるようだが一体。

さらに、出国審査でも手間取った。日本のパスポートは自動化ゲートを利用できるのだが、自分を含めてなかなかゲートが認識してくれず、通過に時間を要した。といっても、眼鏡の有無やら何やらで弾かれていたようなので自分の落ち度なのだが。

 

ところでこの空港、一部の案内に日本語表記がある。日中韓と揃っているので、東アジアからの利用者が非常に多いのだろうか。

 

ヴァンター空港は綺麗な空港だった。まだ乗り継ぎの段階だが、初のヨーロッパで否応なしにテンションが上がる。

 

早朝到着だったので朝焼けが綺麗だった。北欧は8月下旬ともなれば随分と冷え込み、この日の最低気温は1桁代だったと記憶している。ボーディングブリッジ内はなかなか寒かった。この時の日本は当然連日猛暑日だったので差が激しい。

 

しばらくして同じくフィンエアーの便に乗り継ぎ、イタリアはローマ・フィウミチーノ空港に向かう。

 

フィンエアーといえばブルーベリージュースらしいので、ドリンクサービスの際にいただいた。甘いながらもスッキリとしていて飲みやすく、非常に美味しかった。

 

4時間ほどのフライトでローマ・フィウミチーノ空港駅に到着。

手荷物を受取り、ローマ市内へと向かう列車に乗るため、駅に向かう。

 

レオナルド・エクスプレス。トレニタニアが運行する、フィウミチーノ空港とローマ・テルミニ駅をノンストップで結ぶ列車。

 

30分ほど揺らてローマの中心駅、テルミニ駅に到着。駅構内の手荷物預かり所でスーツケースを預け、軽く周辺観光に向かった。