ヨーロッパ旅行も最終日。この日は完全に移動日のため、身支度を整えてホテルをチェックアウトし、バスで空港へと向かう。

シャルル・ド・ゴール国際空港第3ターミナル前の「ロワシーポール」のバスターミナルに到着。パリ市内各所へのバスが発着している。


ロワシーポールはガラス張りの近代的な外見だが、内部はコンクリート造りの柱と天井が際立つ、一昔前のようなデザイン。RER B線とCDGVALの乗り場がある。
空港内シャトルのCDGVALに乗車して、搭乗便が出発する第2ターミナルへと移動した。車内チャイムが空港のチャイムと一緒なのだが、女声の歌声から始まるのはフランス国鉄のジングルと共通していて、フランスではそういうのが流行るのだろうか。

空港の通路からTGV第2駅が見えた。ホームの上に新たにコンコースを建設している。
第2ターミナルは東西にとてつもなく広くターミナルビルが6つもあり、CDGVALの駅からチェックインカウンターまで随分と歩いた。
手荷物自体はすんなりと預け終わったので、のんびり朝食を摂った。最初の移動はヘルシンキまでのシェンゲン圏内で国内線扱いだから、余裕があるだろうと悠長に食べていた。
店を出て保安検査場に向かうととてつもない混雑だった。搭乗締切の1時間前ぐらいに並んだはずだが、列は進んでも一向に保安検査のレーンにたどり着かない。次第に時計の針は進み、焦り始める。
ようやく保安検査のレーンに着いた頃にはかなりギリギリで、しかも大量の手荷物がX線検査を待っていて余計に時間を食った。なんとか検査を済ませて搭乗口まで猛ダッシュし、ギリギリのギリギリでなんとか到着した。平謝りする我々に対して地上係員のお姉さんが優しく対応してくださり事なきを得たが、危うく乗り遅れるところだったし、スタッフに迷惑を掛けてしまい罪悪感でいっぱいだった。
気を取り直して、ヘルシンキまでの飛行機に乗り込む。

シャルル・ド・ゴール国際空港にはコンコルドが展示されていた。

飲み物のサービスでブルーベリージュースをいただく。フィンエアーの名物(?)で、すっきりとした味わいで美味しい。


3時間ほどのフライトでヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。出国審査を通過後は、シャルル・ド・ゴール国際空港での反省から搭乗ゲート前で大人しく待つことに。食事やおやつも売店や自販機で済ませた。

約3時間待って、関西空港行きの便でヨーロッパを離れる。ここまで様々な出来事があったが、総括すれば楽しい旅行であったのでとても名残惜しかった。

夜の機内食で久しぶりにお米を食べた。別にヨーロッパでも食べられるものだが、ここまで食べる機会は無かった。
復路は南回りのフライトだった。2025年9月当時はイラン上空も含めて飛行できていたと記憶している。往路と違いエコノミーだったのであまり熟睡はできなかった。
翌朝、機内Wi-Fiでインターネットに接続していたのでTwitterなどを閲覧していると、フィンエアーから1通のメールが届いた。開封するとこう記述されている。
Loading of your baggage has not been confirmed for your flight AY67 Helsinki Vantaa - Osaka Kansai International on 05.09.2025. We are sorry for the inconvenience.
日本語に訳すと、「(搭乗中の)関西空港行きAY67便にお客様の荷物の積載が確認されていません」とのこと。
……はい?
まさかのロストバゲージ疑惑。当然ながら貴重品などは入っていないとはいえ、紛失の可能性が浮上して一気に血の気が引いた。とりあえずメールに記載されていた手荷物遅延報告を確認して手続きする。大手キャリアでもこういったことがあるんだと勉強になったが、ショックは大きかった。
これ以上動揺しても仕方がないので、とりあえず関西空港に着陸するのを待つ。

朝食はかなり軽めのラインナップだった。
途中、中国~韓国上空のあたりで大荒れの天気となり、とてつもなく揺れた。あまりの揺れに思わず声が出てしまった。
飛行機は無事に関西空港に着陸。スーツケースは2つ預けていたのだが、1つは無事に積載されており受け取ることが出来た。
もう1つの行方はどうなったのか。地上係員に相談しようとした矢先、手荷物受取所のレーンの前で地上係員が我々を探していた。話しかけると、スーツケースはシャルル・ド・ゴール国際空港にあるということだった。ひとまず所在が確認できたことに安堵する。
ディレイドバゲージとなったスーツケースは同じルートで改めて関西空港に輸送するとのことで、自宅に配送してもえるよう手続きをして、税関を通過した。後日、スーツケースは無事手元に戻ってきたので、これで一件落着だ。
最後の最後に大事件になりかけて疲れたので、食事をしてから帰宅することにした。日本らしいものが食べたくなり、エアロプラザのなか卯でうどんを啜った。旅行を終え、トラブルも解決が見えて、何より慣れ親しんだ日本食の味に安心し、肩の力が一気に抜けた気がした。
































ランドに隣接したディズニーアドベンチャーワールドのメインエントランス「ワールド・プレミア・プラザ」の中。中にはショップ等が並び、豪華絢爛な映画館のような佇まい。










