福井駅前では北陸新幹線開業に合わせて再開発が進行中だ。駅側の福井駅前電車通り北地区A街区と奥側の福井駅前電車通り北地区B街区でそれぞれ事業が行われている。事業の詳細であるとか、その是非などについて詳しくはないので記すつもりはないが、何度か福井に行くうちに風景の移り変わりが意図せず記録できていたので、掲載していくことにする。概ね2年に1回ペースの訪問であるので、細かい変化ではなく大まかなものになるが、以下で紹介していく。
なお、最初の写真は2019年であるが、この時点で当事業区画の外周部は既に工事が進んでいる。福井駅前ショッピングプラザは既に跡形もないどころか、現在のハピリンが開業していた。
2019年5月の中央大通り。写真左側のエリアが再開発の対象である。この時点では建物の解体などはされていない。
福井鉄道が通る電車大通り。画像手前が福井駅側。画像右側のエリアが丸々再開発で変化していくことになる。
反対の歩道から。画像左側のアーケード商店街「ガレリア元町」横は既に工事中であった(中央1丁目10番地区再開発事業によるもの)。
2021年12月の福井駅前より電車大通り方面。画像右側の区画(A街区)は既に解体されている。ひとつ前の画像で工事中であった区画には新しい商業ビルやマンションが完成している。
中央大通り側。手前のビル(加藤ビル)はアーケード屋根も含めて現在も健在である。
B街区にあたる区画はまだ工事が始まっておらず、営業している店舗もあった。
B街区側。
電車大通りの大名町交差点側から。画像左側がB街区。
2023年5月の電車大通り。路面電車メインの画像であるが、手前のA街区にマンションが建設中であり、奥のB街区の建物は解体されているのがわかる。
ほぼ同一地点から引いた画像。
北陸新幹線開業を翌年に控え、囲いには福井市の歴史や事業の紹介などが展示されるようになっていた。囲いの向こう側ではホテル「コートヤード・バイ・マリオット福井」などが入る複合ビルが建設中。
2024年2月。A街区の工事はかなり進み、外観はほとんど出来上がっている。手前のビルはFUKUMACHI BLOCKという。
同3月の中央大通り。2019年の画像と比べると景色が一変している。画像右奥のB街区は複合ビルの建設が予定されているものの、事業が遅れているため着工されて間もなく、まだ姿は見えない。
2024年3月15日にコートヤード・バイ・マリオット福井が、翌16日にFUKUMACHI BLOCKがそれぞれA街区内に先行開業した。A街区内のタワーマンション「ザ・福井タワースカイレジデンス」も完成間近であり、現在もB街区で工事が進められている。今後更に福井駅西口界隈の風景が変わっていくことになる。